食器棚と冷蔵庫の間にスキマ?「キャスター付ストッカー」の作り方をご紹介♪

ストッカー完成図 DIY
冷蔵庫の色と合わせました♪

みなさんのキッチンには調味料や即席の食べ物、乾物系やホットミックスなど、多めに買った食材を置いておく「ストッカー」はありますか?

我が家は冷蔵庫と食器棚の間に隙間があり、このデッドスペースにDIYで「キャスター付きストッカー」を作りました。

ストッカー完成図
冷蔵庫の色と合わせました♪
ストッカー完成図
ピッタリ収まります♪

コストを抑えるために、1×4材を繋いで作りました( ^ω^ )取手の部分と棚の金具とキャスターは持っていたのでそれを使い回しています。購入したのは以下の材料です↓

ーーーー材料

  • 1×4材(1820mm)6本
  • 普通合板 薄いのでok
  • アサヒペン超他用途塗料 新茶
  • 木工ダボ6×30mm(20本入り)×2パック
  • カラー隅金(三方面)黒 45mm×45mm ×2パック
  • 水性ニス
  • クッションテープ

ーーーー使用する工具

  • 電動ドリル、ドライバー
  • パワータッカー
  • 万能用刷毛
  • 超多用途塗料 新茶色
  • 水性ニス
  • ビス
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まずは採寸と設計図

早速ですが、ストッカーを置きたい場所を「メジャー」で高さ×横×奥行きを測り、それを設計図に起こします。

採寸 隙間
設計図
設計図

設計図に起こす際のポイント

実際に測った長さよりも高さと横に関しては100mm短く設計します

理由は、ピッタリすぎると狭すぎてキャスターが動かないということになりますし、横の冷蔵庫と食器棚に出し入れする時に、ストッカーが当たってしまい傷がついてしまいます。

なので、実寸よりは100mmマイナスで設計し遊びを持たせる事で毎日の出し入れが楽になり、傷もつかないので推奨します♪

DIYのメリットは、勿論”安く済ませたい”のもありますが、1番は”好きなサイズで作れる”という利点です。

スペースの採寸を正確に測る事で、家にジャストフィットする世界に1つだけのDIY作品が作れますよd( ̄  ̄)

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作り方

ホームセンターにて「1×4(ワンバイフォー)」の板を6枚購入し、それを無料のカットサービスでカットしてもらってカットする手間を省きました。

1×4材 普通合板
カットしてもらった方が楽チンです

カットした面にはギザギザのアラが残っているので、まずはそれを紙ヤスリかサンダーで綺麗にとります。

カット後のアラ
アラを綺麗にとる
綺麗に取れました

全部綺麗に取ったらボロ切れの布(ウェス)で拭き取ります。これをしないと木くずの上から塗料を塗ることになり、表面がボコボコ。。という事態に。塗装の仕上がりが変わってくるのでしっかり拭き取ってください。

ウエスで拭き取る
いらないタオルやTシャツでOK
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板にカラーリング

水性の多用途の塗料でOKです。

1×4材は表面に塗膜とまくなどは無く、塗料がしっかり密着してくれるので水性塗料が相性がいいです。

逆にニスなどの塗膜がある材木を使う場合は、密着力を上げる為に「との粉」や専用の密着スプレーを使って油性の塗料でカラーリングする必要があります。

塗料の材料

塗装をする際のポイント

時間はかかりますが、日陰で平置きで乾かしましょう。時間を省いて直射日光で急速に乾かすと、100%反りが発生します。反ってしまうと組み立づらいのでなるべく反らさせないように、ゆっくりと乾かします。

塗装のポイントは以下の記事で解説してます↓参考までに。

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木ダボで板をくっつける

塗装が終わったら2枚ずつの板を1枚にしていく作業に移ります。1枚の板で作る方はこの工程は必要ありません。

木工ダボ 木ダボと電動ドリル
ドリルの外径30mm

まずは片方の板の側面に目印で墨をつけ、必ず垂直にドリルで穴を開け、木ダボを埋め込んでいきます。

垂直穴あけ
水準器で垂直を取りながら開ける
木ダボ 木工ダボ 木工用ボンド

木ダボを打ち込んだら反対の板の側面に、塗料で墨付けをします

墨付け
墨付け完了
木が反っていたらズレるので注意

同様にドリルで穴を開け、ピッタリハマるように調節しながらはめていきます。この作業は根気が必要です。

面倒な木ダボを使う理由は、1×4材でコストを下げるためです。1本198円。木ダボは20個入りで98円。この安さが魅力ですが、質の悪い加工だと曲がり、反りが酷い物が多いです。購入の時になるべく真っ直ぐなものを選びましょう。


ハンマーで打ち込んだら木工用ボンドで溝を埋め、この作業を棚4枚、天板と底板、柱の前と後ろの合計8枚を作ります

2枚が1枚の板に
ピッタリはまりました
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組み立ては簡単♪(´ε` )

なるべく頑丈な作りにするためにカラー隅金を使い、木工用ボンドで接着し、さらにビスも打ち込んで強度を高めています。しっかりした作りになりました。

カラー隅金(三方面)黒 45mm×45mm
カラー隅金取り付け

外枠から組み立てていき、棚を好きなところに穴を開け、水準器で水平を取って取り付けます。そして最後に背面の普通合板を「パワータッカー」で打ち付けたら、最後にキャスターを底板に取り付けたら完成です♪(´ε` )

タッカーで普通合板取り付け
満遍なく打ち込みます
キャスター取り付け

念のために食器棚が当たる側面に「クッションテープ」を貼り付けました。これで傷がつかずにスライドがスムーズです(^ ^)

クッションテープ貼り付け
ハサミでカットできます♪
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まとめ

コストは総額¥5,000円程度で作れました。

コストを下げるために1×4材を使って、2枚を1枚にして繋ぎ合わせて作っていきましたが、正直なところ木ダボは面倒でした。

ドリルガイド(垂直に穴を開けるためのガイド)」が無いと、木ダボが左右対称ではまりません。なので結局何度も穴を微調整して一枚の板になるようになるまで、手間がかかりました。。。

繋ぎ合わせる板同士も微妙に反ったり、長さが違ったりする現象が起きて木ダボが左右対象のピッタリはまるためには、もう一段階上の技術が必要です。

例えば、ドリルガイドを使うのはもちろん、質のいい1×4材を選ぶ目利きも必要ですね。それか高くても「杉板」なら質がいいし1枚板なら木ダボ使わずすぐできると思います。今回作ったのがお釈迦になったら次回は「杉板」で作ろうと思います。

恐らくコスト的は1万円くらいにはなると思います。まぁ個人的には杉板は木目が綺麗なのでカラーリングするのが勿体無いって思えちゃうくらい綺麗な木目なんで使ってみたい方はチャレンジしてみてください♪

今回は作業にかかった時間も2日と、そこまで大変ではなかったですが細かいところはまだまだ上達する必要があるなと思いました。

ストッカーといえど「家具」の一つ。家具というジャンルはDIYの中でもなかなかの上級レベルです。納得のいくものができるまで再度トライしていくつもりです♪(´ε` )

今回はここまで、読んでくださってありがとうございました!

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